宮治の『初天神』

攻める性癖の二人に火がついたら
攻めまくる奇蹟の高座が炎えあがる。

宮治の『初天神』
おなじみの父子がどこまでも肥大化、
グロテスクなモンスターの
派手なインド映画に巻き込まれた気分に。

落語を古典・新作と分けるのがそもそもおかしい。
古典ネタを現代人の宮治が語ればこうなるのだ。

宮治『江島屋騒動』
三遊亭圓朝が原作の怪談噺。
線状降水帯の褥暑の汗を凍らせてくれました。

・・・雀太・宮治。46歳同士のふたりの 今を聞いておきたい。