岩崎貴宏の俳味

岩崎貴宏
<百島ARTBASE> の出口で靴を履くときに
箒に気がついた。
入ってきた時は目に入らず。
掃除の竹箒、こうきたか!
日常品に紛れて鉄塔やクレーンが
繊細に構築されている。
堅牢な構造・制度への揶揄でもある。
ああ、これは俳味に溢れてる。
颯爽とした軽み。
まさに俳句の世界の発見。