<遊行一句 −2025> 2025/03/21~03/25

03・25

おお朝の光の束が貫ける水、どのように生きても恥 : 佐佐木幸綱

 

03・24

一輪の椿が占める四畳半 : 八上桐子

 

03・23

その町にいればどこからでも見えるでかい時計の狂ってる町 : 伊舎堂仁

 

03・22

たんぽぽみたひに愛されたくてしゃがんでみた : 御中虫

 

03・21

徘徊をするひと世界に五千万 われも徘徊し花をたづねむ : 伊藤一彦