<遊行一句 −2026> 2026/04/01~04/05

2026/04/05

雲は春ベンチの端に猫がいてオレとの距離を測っているか : 坪内稔典

 

2026/04/04

大揚羽教師ひとりのときは優し : 寺山修司

 

2026/04/03

さよならのむこうがわには手があっておじさんののどからでてたっけ : 望月裕二郎

 

2026/04/02

大霞万世一系ノ感嘆婦 : 夏石番矢

 

2026/04/01

アルバトロスの卵の殻に皇帝は落胤の名のかずかずしるす : 塚本邦雄

〜『水葬物語』