<アートな一句 2026> 2026/09/06~09/10

2026/09/10

遠鹿のさらに遠くに鹿のをり : 後藤夜半

 

2026/09/09

うつくしく狂ふなどなし蓬髪に虱わかせて祖母は死にたり : 石牟礼道子

 

2026/09/08

水澄むやN極青き棒磁石 : 金子敦

 

2026/09/07

この町の君にまつわる場所たちを園丁のように見まわるだろう : 永田紅

 

2026/09/06

九月来る石の内なる夜を砕く : 守谷茂泰