<遊行一句 −2026> 2026/10/21~10/25

2026/10/25

びいと啼く尻声悲し夜の鹿 : 芭蕉

〜 『杉風宛親戚書簡』

 

2026/10/24

事故死を出した会社というは静かにて電話の音が時おりひびく : 松村正直

 

2026/10/23

百舌に顔切られて今日が始まるか : 西東三鬼

 

2026/10/22

拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません : 笹井宏之

 

2026/10/21

どうしても人が人焼く秋の風 : 斎藤玄