<アートな一句 2025> 2025/11/21~11/25

11・25

この町の全てを捨てると思うとき怒りは神秘に近く 篝火 : 吉岡優里

 

11・24

冬雲やわが胸奥にルドンの目 : 栗原修二

 

11・23

粗っぽい例えのために出囃子も用意されずに落語家は来る : 橙田千尋

 

11・22

レーニンは土にかへれず冬木立 : 小澤實

 

11・21

領収書散らかったままの病床に星の名を追う民俗学者 : 植松大雄