「インカのめざめ」に目覚める

「インカのめざめ」というお芋さんがある。
ネーミングが抜群。
味も栗のような風味があるし、なによりも
黄色が濃いので、おいしそう、と声がでる。
天満市場の加藤青果さんで仕入れるが
量が少ないので奥に隠してあって、声をかけたら
だしてきてくれる。もっとポピュラーになって
ええはずやのに。
収量が悪いのと貯蔵がむつかしいので、
農家はいやがるそうである。結局、高いものに
なって、ますます一般家庭ではパスとなってしまう。

中津にお気に入りのビストロがある。
前菜の帆立サラダ。下に卵黄のソースかと
おもったら、なんとまっ黄色のマッシュポテト。
インカのめざめ。にくいなぁ、このレシピ。

帰りに次回ジビエのリクエストをしたら、
今シーズンはもう12月で終わり。
来年の10月までお預けとなりました。
生きてるやろか。

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【タイム食首】
釜飯の蓋を開ければ干し杏逆賊ここに居たりと叫べり
: 三宅勇介

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