『ぐるりのこと。』
橋口亮輔監督作品。
20世紀末ニッポンの姿がリアル。
リリーフランキーがこんないい男だったとは。
タイトル、ぐるりのこと、っていうのも
うまいなぁ。
『なくもんか』
阿部サダヲのひとり舞台やけど、
やっぱり宮藤官九郎の脚本が笑わせる。
本谷有希子の舞台脚本の『乱暴と待機』も
おんなじやけど、映画が舞台くさい。
けどそこにおかしみがいかされてるんで、
なかなか舞台アレルギー人種には、
このちゅうとはんぱ感のある映画は
ひとつのジャンルとして確立されていい。
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【タイム食首】
陽光を浴びて育ちし人参の収穫完了 三百トン余
: 時田則雄