ベルリン歌劇場『トリスタンとイゾルデ』:NHKホール 2007年10月14日 taizo セサミ日記 指揮バレンボイム。ワグナーの官能性を象徴したのは主 役よりルネ・パケ演じるマルケ王。天使というより瀕死 の大鷲を連想させる舞台が潜在鬱屈する情念をぬらぬら と暗示。5時間、混沌としたワグナーに揉みしだかれる。