食句塾。
兼題:ラップ(食べ物をラップする)
占い
席題:みかん(青みかん・早生みかん)
ひとりが駅前で売っていたみかんを20個ほど
みんなに持ってきた。
みかんの香りがひろがった。
席題は、いつもはみんなのだす題からあみだで決めていたが、
今回はみかんにしようよ。
みかんは冬の季語ちゃうかった?
歳時記がどうであっても、
現実に街の果物屋さんやスーパーにみかんが並んでいて、
ああ、みかんの季節、と皮をむきはじめているんだから、
なんの問題もない。
ちなみに、催事記でも青みかん・早生みかんは
秋の季語に掲載されています。
ここでいいたいポイントは、
催事記がどうであれ、いまの生活感覚を一番に。
・ふかし芋馬鹿馬鹿馬鹿とラップする : 磯菜
太田うさぎさんの俳句に
・エリックのばかばかばかと桜降る
俳句は一語ちがえば全く違うという立場か
オリジナリティ最優先か。
わたしは前者の立場ですが、
この句の場合は
中七から下五の展開も同じなので、
おもしろみが評価できません。
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次回
11月14日(第2水曜)
兼題:もやし・地図
10月24日(第4水曜)
季刊誌38号の批評会