光嶋裕介のドローイング

新居さんで「光嶋裕介展」。
1月末の日経に「アンビルドの夢」を連載したばっかりの若手建築家。
グエル教会を第1回でとりあげていた。
ガウディはサグダラファミリアばかりが未完の建築で知られているが、
このグエル公園も実はこの上に荘厳魁偉な教会が建てられるはずのものだった。バルセロナを訪れ、大津波のごどくグロテスクな暴力性をはらむ石の高架橋をみてきたばかり。その中をくぐれば、ガウディの果たせぬ夢の回廊に迷い込むことができる。
建築施工初挑戦となった内田樹の『凱風館』でも施主の<拡大家族>のコンセプトを展開しておもろいことかぎりなし。
建築家のドローイングといえば、ル・コルビュジエ。
<アート遊>で4月に版画展が予定されているようだ。