『日々の泡、泡の日々』:藤原龍一郎第九歌集

「地下鉄の駅のトイレの落書きの卑猥なるゆえ滲む寂寥」。

短歌という武器で、時代を切り裂き日本の虚実を炙り出

す戦士。巻末<夢三十首>アンソロジーに大象作品「夏

越して蒸れし倉庫の黒胡麻を肩にかつげば夢も腐れむ」。

http://mainichi.jp/enta/art/news/20080120ddm014070099000c.html