好きな俳人、又吉直樹

食句塾:季刊誌42号批評会
毎号、<好きな俳人>というコーナーがあります。
今回は新人の咲也の担当。
とりあげたのは<又吉直樹>。

・カキフライが無いなら来なかった
・改装中の寺に用は無し
・新館本館どちらの裏か再度番長に聞く

〜〜
あ、売れっ子俳人をマッタンとか呼んでしまった。
今のところ、この近しさは他の俳人には感じない。
俳句を詠む人は高いところにいる人みたいな隔たり
を感じていた私にとって、新鮮な距離感だ。

マッタンと書いてしまう快調なタッチで、
しかも最後は、こう結んでいる。
〜〜
四季のある国にいて、季語を捨てるのは勿体ないとも
思える。今更ながら、枠の中にこそ自由はあるのかも
知れない。