近つ飛鳥博物館<考古学からみた推古朝>

近つ飛鳥博物館
秋季特別展
<考古学からみた推古朝>

古墳群に建てられた博物館は
安藤忠雄設計。
上空からみれば、前方後円墳に。
<前方>にあたる部分は地形の傾斜にそって
大階段が幾層にも重なっていきます。
この9月にベトナムのフエ王朝にいってきたばかりですが、
その古い墓である、カイディン帝廊の100段以上の階段を
思い出しました。

近くの丘陵には古木に茸が繁殖しています。
奇妙なことに、きのこも紅葉してるというか、
赤く人間の肥大した舌のようになってテラテラ呼吸しています。
古代、葬られた王や豪族の怨霊が近つ飛鳥の土に降りてくるんでしょうか。
虚無への供物として、古墳にお供えするのが習いです。