スカトロ系の趣味小説かというととんでもない、
極めて王道をいく真っ当な青春文学。
書いたのが1993年。
すでに、「あぜみち」「犬」「・・キングギドラ」の発表後。
森美術館で「犬」に対して、
<ポルノ被害と性暴力を考える会>
<ポルノ被害と性暴力を考える会>
の抗議があったことを思い出した。
あの方々には、この本をお読みください、と献本さしあげれば
よかったんですね。それでも納得出来ないなら、
もう犬語で話し合うしかないでしょ。
最初の単行本の見返しには、
この「ピンクの小腸」が印刷されていました。