1・25
コロッケのがしやと置かるる雪催 : 野口る理
〜〜即かぶりつき天神さんへ
1・24
2cmの蕎麦が鼻から出たことを伝えたくなり伝えてしまう : 中島咲
〜〜あんかけのきつねとたぬき化かしあい
1・23
根深汁筋肉質の父が闇に : 塩野谷仁
〜〜ぬめり半煮えごくり一飲み
1・22
大蕪をヨハネの首のごとく提げ農家の婆は妖艶に笑う : 三宅勇介
〜〜阿部サダはサロメをまとい首を欲る
1・21
鉄鉢の中へも霰 : 山頭火
〜〜少年僧の麗しミャンマー