６・５
酔鯨を飲んで獺祭ぐびぐびと死国の風に吹かれてやらう ： 山城一成
〜〜秋鹿と春鹿バトル紅葉酔い
６・４
蛇を引く不老の薬摺るために ： 西村我尼吾
〜〜コブラむくむくしゃぶしゃぶで喰う
６・３
焼き鳥を食べる静かに笑うんだ歌声の夜に食べる笑うんだ ： 堂園昌彦
〜〜自画像の目玉がいつも顔の外
６・２
びわは水人間も水びわ食べる ： 坪内稔典
〜〜透析で血と性格に変
６・１
盗賊のむれにまじりて若者らゆき果実園にせまりくる雨季 ： 塚本邦雄
〜〜青いまま腐れる肉に蝿の王