蕎麦打ちの際に、最後の切れっ端がでる。
それを小さな短冊状にして、
<世沙弥>の焼き印を押しています。
おそばの上にのせてお客様にお出ししています。
焼き印は、道具屋筋でつくったもの。
ガス台で熱くして蕎麦板におしつけるのですが、
なかなか熱くならないし、3,4枚押すだけで温度が
下がってしまい連続して作業ができません。
どんなデザインでも電気コテにできるという
<ネオクラフト>さんを紹介してもらいました。
自分で書いた筆文字の<世沙弥>を焼き印に。
作業が格段に楽になりました。
箸に焼き印もできる。
それならば、寺田宗匠が篆刻してくださった<大象>の文字が
すごく気に入っているので、それを焼き印に。
出来上がりました。
お客様にだすお箸ひとつひとつに<大象>印がはいります。
しかし、気づいてくれるかなぁ。