『人質の頭部』
フォートリエ展 : 国立国際美術館
戦後は作品タイトルに
<こちょこちょ><ふとっちょ>と遊んでる。
<ALL Alone>のタイトルは
マル・ウォルドロンが好きだったから、とやや意外。
家に帰って<LEFT ALONE>を久しぶりに。
<人質>というと、交渉の道具につかわれる<捕虜>。
今回、フォートリからつきつけられて、
人間の本質、と直感した。
つかまえられた側も捕えている側にも
人間の質が問われている。
作品の背景に、レジスタンスや戦争捕虜といった
政治状況の説明は、フォートリエには無用。