【 タイム食句】 01・01〜01・05

1・5
大釜の中に五穀をむせび泣くあひだも弥勒化してゐる世界  : 楠見朋彦
〜〜光年の先よむ時に現世は
1・4
日の丸をたたむ茶店を畳むごと              : 摂津幸彦
〜〜旗ははためく風の吹くまま
1.3
春来ぬと今日汲みそむる若水のわかき身いかに嬉しかるらむ : 柳原安子
〜〜鏡の奥きのうの我はすでに無し
1・2
伊勢海老の頭部の歩く日本かな              : 関悦史
〜〜味噌がうまきのいにしえ忍ぶ
1・1
杜子美、山谷、李太白にも、酒を飲むなと詩の候か     : 隆達節歌謡・二九0
〜〜あらたまの禁酒誓えど即やぶる