今村輝久 オープンアトリエ

今村輝久 オープンアトリエ

4日だけの期間中は行けずにやむなく断念。

ギャラリー白での展示を見ると、
どうしてもアトリエが見たくなりました。
無理をいってのぞかせてもらいました。

ギャラリー白『今村輝久展』に
福岡道雄さんの寄せた文章が
ウィットエピソード満載。

・〜(略)今村さんは週に二回講師として観にこられた。
別にたいしたことはいわれなかったが、ぴしっ、とか、ぴたっ、
とか言う言葉をよくいわれたのを覚えている。今村さんの
作品が正にぴしっ、しゃあ、すきっ、としている。そういう
表現が好きな作家だった。

・〜(略)あまり誰も知らないのが、天王寺や上六界隈で
二人でよく玉を突いていたことである。ビリヤードだ。
僕はせっかちな玉を突くが、今村さんはよく考える。
突くのかと思ったら、やめて、また考える。

・〜(略)その夜、上野の森にあった小さなラブホテルに泊まる。
四畳半の畳の部屋に小さな姫鏡台と艶かしい布団がひいてあった。
もう一つ布団をと、今村さんが言う。百円頂きますと従業員の女性。
男同士ラブホテルに行ったのはこれが最初で最後。
まだ、そういう時代であった。当時、デパートと新聞社が
現代美術にちからを貸してくれていた。