寡黙でストイック。そこがお気に入りで、
ここ半年で4度目となるフレンチのシェフがいます。
余計なテクニックや新規調理法を排し、
食材そのものの旨味をひきだし、
装飾的で華美な盛り付けを排し、
シンプルだが繊細さが行き届いている。
料理におけるミニマリズムといえます。
日本ですから、もの派ですね。
2皿目に白子たけのこ。
6皿目には、堂々の丸々と太ったホワイトアスパラ。
ランド産ということです。
筍よりホワイトアスパラの方が春を感じるよね、
なんてほざいてる阿呆は相手にしないようにしていますが、
それにしても缶詰白アスパラの脆弱、貧相な絶望感世代からすれば
考えられない時代になったものです。