『時を刻む湖』 中川毅 著

水月湖。

湖底には7万年の地層が縞模様に。 それが世界で一番精密な年代目盛りになっています。

地球の氷河期が終わったのは約1万年前。
1970年代には1,000年刻みの計測でした。
それが2012年に、水月湖の年代目盛では、
11,650年プラスマイナス34年まで特定可能になりました。
(それがわかってどうすんねん)
ことし8月に水月湖のことをちらっと聞いて
頭脳の湖底にポチッと。
ごく最近『時を刻む湖』(中川毅 著)が出版され、
これを読んだら即、いかねば。
「レイク・スイゲツ」は一夜にして
世界の科学者たちの聖地巡礼地になったそうです。
ただ、この日は三方五湖に細かい時雨がふりつづき、
レンタサイクルにカッパ姿の私ひとりの巡礼となりました。