<名を求めて懸命に努力し、いつか自然にその目的と結
果を忘れる境地が理想。そのようにして生まれる句は、
自然の石を生かした穴だらけの野面積みの石垣に似てい
る>。凛とした<俳句石垣論>を残して飯田龍太、逝去。