<うろん>

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うろん、
といえば六代目松鶴を思いだす。
うちの親父も、けつねうろん派の
最後の人やった。

<うろん>の看板に
胡乱なるケレン味をねらった親爺を
つい連想するが・・・。
雅びともいいたくなる手の込んだ、
しかしさりげない酒肴、アテ、アテ、アテ。

<うちはそこらへんのうどん屋ではありません>
というプライドが<うろん>を名乗らせたのだ
と帰るときには看板を眺め直す。

蕎麦前ならぬ饂飩前は
都鶴 純米極辛