奥千本、上千本、中千本、下千本、 2泊3日で30000歩超え、急な山道を歩いた。 その後遺症のガタガタひきずって、 きょうは文楽『義経千本桜』。 ラスト、きつねと勘十郎さんが宙吊りに。 視界が天空から千本桜を見下ろす舞台
<遊行一句 −2027> 2027/04/11~04/15
2027/04/15 寝すぎては骨まで重し花の昼 : 中村堯子 2027/04/14 皮膚を頼りに人群れの中を行く : 黒崎渓水 2027/04/13 鞦韆や老いゆく国にわれら老い : 岸本尚
<遊行一句 −2026> 2026/04/11~04/15
2026/04/15 くっと言ふ急停車音広辞苑第三版を試し引き居れば : 岡井隆 〜『五重奏のヴィオラ』 2026/04/14 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ : 波多野爽波 2026/04/1
<遊行一句 −2025> 2025/04/11~04/15
04・15 いつのまに手首に輪ゴム啄木忌 : 松尾隆信 04・14 薄暗い部屋で私を出迎える洗濯ばさみのAの倒立 : 松村正直 04・13 わがうしろ春の月あり前を見る : 岸本尚毅 &nbs
<飲食一句 2027> 2027/04/11~04/15
2027/04/15 春昼や喫茶らんぶる猫のにほひ : 林雅樹 2027/04/14 風光りをり断水の昼下り : 太田うさぎ 2027/04/13 きなこ餅ボーイソプラノからはじまる : 岡村
<飲食一句 2026> 2026/04/11~04/15
2026/04/15 塩化ビニルさびしく走り山葵沢 : 岩田奎 2026/04/14 噛めるひかり啜れるひかり飲めるひかり祈りのように盛岡冷麺 : くどうれいん 2026/04/13 春は曙コ
<飲食一句 2025> 2025/04/11~04/15
04・15 ひとつ部屋にふたりはあれどさはさはと何故渇きゆく夜のみづうみ : 岩田憲生 04・14 煮るうちに腸詰裂けて春の暮 : 岩田奎 04・13 つくりものの手足ちぎれる戦争の映画のそと
<アートな一句 2027> 2027/04/11~04/15
2027/04/15 うららけし甲骨文の鳥の文字 : 西川幸子 2027/04/14 いづこから見ても逆光春の鳥 : 石田郷子 2027/04/13 春雷やタンゴのやうに振り向きぬ : 吉田林
<アートな一句 2026> 2026/04/11~04/15
2026/04/15 行春やピアノに似たる霊柩車 渡邊白泉 2026/04/14 春の二階のダンスホールに集ひきて風をもてあますレズビアンたち : 睦月都 2026/04/13 蝶になる途中
<アートな一句 2025> 2025/04/11~04/15
04・15 ぶらんこはまだゆれていてゆれていて母と子どもの芝居終わらず : 東直子 04・14 たてがみを失ってからまた逢おう : 小池正博 04・13 花のやうに楽譜を棺に撒いたから花は咲く