2027/01/10 手に提げて「とらや」は重し寒見舞 : 本井英 2027/01/09 任侠映画隣席に白菜置き : 今井聖 2027/01/08 日の出づる国やこんもり寒卵 : 山田牧 &n
【飲食一句 2026】2026/01/06~01/10
2026/01/10 みにゅ こみにゅ あのひとはとても長けていてはちみつでえがくうずのじわじわ : 蒼井杏 2026/01/09 ワッフルのあれ何格子雪が降る : 中原道夫 2026/01/08 ふたりでもふた
【飲食一句 2025】2025/01/06~01/10
01・10 せりなづなあまつそらより鳥の声 : 井上弘美 01・09 夕餉終えひとり雀牌かき混ぜる弟の部屋に点れる灯り : 澤本佳歩 01・08 大根の白密密と刃を圧しぬ : 相子智恵 01・07 寒の日を祖
<アートな一句 2027>2025/01/06~01/10
2027/01/10 馬の目に雪ふり湾をひたぬらす : 佐藤鬼房 2027/01/09 白猫は徹頭徹尾冬の猫 : 中田剛 2027/01/08 古人幾人リ潜り新し初面 : 高橋睦郎  
<アートな一句 2026>2025/01/06~01/10
2026/01/10 TAROTARO 始原の人にたらちねの母在る不思議かの子血を噴く : 水原紫苑 2026/01/09 倒立の足を揃へぬ冬青空 : 井上弘美 2026/01/08 遠い先の
<アートな一句 2025>2025/01/06~01/10
01・10 渇筆で終る杜甫の詩雪明り : 中川すなを 01・09 いれずみになれと願えば水鳥は刻まれているこころの裏に : 山階基 01・08 夢に舞ふ能美しや冬籠 : 松本たかし  
<遊行一句 −2027> 2027/01/01~01/05
2027/01/05 玄関の金魚を褒めて礼者去る : 榮猿丸 2027/01/04 元日や手を洗ひをる夕ごころ : 龍之介 2027/01/03 蒲団から首出せば年の明けて居る : 子規 &n
<遊行一句 −2026> 2026/01/01~01/05
2026/01/05 建て替えるたびに小さくなる家のいちばん奥に眠る父親 : 土井礼一郎 2026/01/04 Ladies and どうしてgentleman : 平岡直子 2026/01/
<遊行一句 −2025> 2025/01/01~01/05
01・05 御降りや遺言書くには字が下手で : 池田澄子 01・04 東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ : 柿本人麻呂 〜『万葉集』巻一 01・03 初夢の中をどんなに走つたやら : 飯島晴子 &n
<飲食一句 2027> 2027/01/01~01/05
2027/01/05 初買の手を汚したる烏賊の墨 : 鈴木真砂女 2027/01/04 八頭いづこより刃を入るるとも : 飯島晴子 2027/01/03 歯磨きを丁寧にして初参り : 下岡友加