11/30 婚姻のいま世界には數知れぬ魔のゆふぐれを葱刈る農夫 : 塚本邦雄 〜『緑色研究』 11/29 白菜の芯にありたる月のいろ : 木暮陶句郎 11/28 「世を捨てよ身を捨つるより」祖父の言葉思ひて
【 アートな一句 −2024】2024/11/26~11/30
11/30 人により態度を変えず燃えている動画の焚火をやすらかに見つ : toron* 11/29 冬ぞらはすこしへりたるナフタリン : 阿部青鞋 11/28 いつものやうに帰宅し来ればこはれ
木下晋と荒川修作
木下晋さんから電話もらって国立国際へ。 子どものころのおふくろと老いてからの母親。 並びの展示は、荒川修作の<Mather> 木下さんは若いころ荒川修作を頼ってアメリカに 渡った経緯がある。 荒川修作の<棺桶>ばっかり集
大相撲九州場所 やじきた道中
やじきた道中、再開して博多へ。 中入り前の土俵からテーブル付きマス席へ、 ちょうど白熊、伯桜鵬とつづいて。 ウランちゃん、 なんと2番連続物言い、同体取り直しで 珍しい3番勝負。 生のタイミングで、ごっつぁんです。
【遊行一句 −2024】2024/11/21~11/25
11/25 あやしくも動悸してくる暗黒を救はむとして燈をともす : 斎藤茂吉 〜『寒雲』 11/24 さっぱりと布団の中で忘れけり : 西村麒麟 11/23 えいえいと合戦つづく映像に蠅が飛ん
【飲食一句 2024】2024/11/21~11/25
11/25 鮟鱇のやうな知人を三たりほど : 河内文雄 11/24 酢モツとか食べながらふと考えるこの臓物の弾力の意味 : 野川りく 11/23 うどん屋まで何米の憂き我ぞ : 永田耕衣 &n
【 アートな一句 −2024】2024/11/21~11/25
11/25 静かなうしろ紙の木紙の木の林 : 阿部完市 11/24 体内にひとつだけ吊るすシャンデリア砕いてもいいし砕けてもいい : 大森静佳 11/23 しろながすくじら最終便となる : 小
飛田新地を通り抜けた隠れ家で
飛田新地を通り抜けた隠れ家で 句友が新蕎麦を打つお披露目。 <百年の孤独>と<野うさぎの走り> 蕎麦前は超絶あま〜い白甘納豆 ベロベロベロンチョ
須之内徹ベスト・エッセイ2
洲之内徹(1913- 1987) ・批評家が<作品>に対して冷淡であることは許されない。 ・客観性の真の意味は芸術に関する限り先ず<感ずる>こと。 時に喜悦に打ちふるえ、時には作品の卑俗さや反動的性格に対する 憎悪に身を
【遊行一句 −2024】2024/11/16~11/20
11/20 鳥の血を一切見せず落葉山 : 高柳克弘 11/19 世にふるは苦しきものをまきの屋にやすくも過ぐる初時雨かな : 二条院讃岐 〜『新古今和歌集』 11/18 落ち葉は残らず落ちて昼の月 : 荷風 11/17