世沙弥亭の準備 人数が多いので、ふだんあまりつかわない皿を。 デヴィッド・リンチのストーリー絵柄を 焼き付けた12枚組。
『バウハウスと茶の湯』山脇道子
山脇道子 『バウハウスと茶の湯』 バウハウス:予備課程での カンディンスキーの週一の授業や 専門コース・織物科の授業の詳細が 図版(全部で180点)で紹介されている。 これは興味のないものでも惹きつけられる。 バウハウス
『俳人風狂列伝』 石川桂郎
『俳人風狂列伝』 石川桂郎 テクスト論は、俳句なら俳句17音だけを享受する。そこに作者 はいらない。ロラン・バルトの提言ですね。短歌を読み解く際に、 作者の年齢、性別、犯罪者であろうとLGBTであろうと、一切関係 ない。
【 タイム食句】 06・11〜06・15
6・15 老いてゆく記憶にまろく明かるみて世界を覆ふ夏蜜柑在る : 紀野恵 〜〜親指をずぶり突き立て地球割る 6・14 食ふ肉と滅びあふ身ぞ空のあを : 三橋敏雄 〜〜骨の周りの部位から腐る 6・13 魚捌き塵出し終へて
雀太 「遊山船」
『あほの会』 @ 繁昌亭 雀太「いらちの愛宕詣り」にはじまって トリも雀太。 「遊山船」 舞妓の袖に南京豆入れる入れへんのくだり、 このしょおもない阿呆さ加減、たまりません。 難波橋から大川の屋台舟を見下ろしながら 噺は
藤蔵の太功記
藤蔵の太棹。 梅雨のしっとりから時折りの晴れ間、 かとおもうと天をとよもす雷鳴が。 絵本太功記 尼ヶ崎の段、 気迫、唸り、押忍、掛け声、雄叫び。 もう文楽三味線の域にとどめおくことはできない。 浄瑠璃語りと太棹を兼ねた独
榎忠 『RPM-1200』
壮大な叙事詩をひもとくような 榎忠 『RPM-1200』 地下に降りると、 大砲と無数の薬莢。 裏に刻み込まれた数字をみせてもらった。 = 1944 = 愚かなる戦争に突っ走っていた。 1年もたたず、敗戦。 チュウさんが
『ローズチュウ』
榎忠 展 3つのフロアで。 まずは、 『ハンガリー国へハンガリで行く』 画廊展示ならではの 『ローズチュウ』 三代にわたるバスト。 それぞれの土地ゆかりの やんごとなき方の型取りとか。 @ ギャラリー島田
【 タイム食句】 06・06〜06・10
6・10 真っ当すぎるぜ鰹のお魚面(さかなづら) : 鈴木明 〜〜散髪屋きて穴子にされた 6・9 舌を刺ししかの毒薬の酸(す)ゆにがき味をこのごろまた思ひいづ : 石牟礼道子 〜〜ドンファンは末期の味に覚醒す 6・8 水