あらかじめ物語は非在であり、 存在するのは物質。 色、水からたしかめて光り、時間へと 瞑想をめぐらせることは、 茶の湯の世界へ誘いこむ仕掛け。 クラインブルーならぬ香月ブルーを 一期一会の席に架けてみたい。 香月美菜個展
別格の蕎麦狂人
古墳をめぐりながらのお花見。 いにしえから散りつづけてきたような想いにとらわれるが、 染井吉野の寿命はわずか60年とか。 ふと見ると蕎麦屋の看板、名前に覚えがある。 もっと辺鄙なところにあったような。 くぐり戸をあけると
『ムーンライト』と『断片的な社会学』
ちょっとした仕事の都合で 地方の小都市で一泊するはめになる。 ありきたりの町外れのレストランで 隅っこにジュークボックスがあったりすると、 たちまちセンチメンタル・ジャーニーになる。 『ムーンライト』を観た。 『断片的な
【 タイム食句】 04・01〜04・05
4・5 ゆで玉子むけばかがやく花曇 : 中村汀女 〜〜拒食症までふりはば激し 4・4 半分のゆでたまご差し出されたよう大宮駅のきれいな便器 : 武田穂佳 〜〜瓢亭ににぬきがでたと風評が 4・3
三吟ですでに八巻目
おうろん屋さんで歌仙の打ち上げ。 三吟ですでに八巻目。 挙句(36句目)の果ての グダグダ呑み会がクセになって性懲りもなく。 首尾(起首・満尾)よくいけば酒がうまいのだ。 名残表 鰹節削りし父をいま真似る 酔象
片桐功敦の活け花は活け魂
汚染土壌のフレコンバッグを突き破って 大地の春が憤怒となって笑いころげている。 片桐功敦の活け花は活け魂だとおもう。 2012年、六甲ミーツ・アートを ドタキャンした経緯はなんだったんですか? 花の姿で5年の時間をかけて
通天閣が酔っ払う
人間が一本の管として、 うごめいてる狂気があふれでないように 毎朝ネクタイで上を締め上げて、 夕方ゆっくりゆるめて調節できる人が社会、イン。 それが下手な人はとりあえずアウトサイダー。 釜ヶ崎はそんなアウトのトポスで、
「くしかつの会」 ABCホール
春蝶。 ガイコツ、ギョロ目、酒飲み。 権威を罵倒する毒と落魄感をにじませて大好きな噺家だった。 早くあの世へおさらばして、その息子がもうこんなに。 三代目春蝶、切っ先鋭いナイフをちらつかせてる。 上方落語に熱気ふたたびを
【 タイム食句】 03・26〜03・31
3・31 はやき死を待たるることのさはやかに三月の芹スープにうかぶ : 塚本邦雄 〜〜草枕夢魔が抱っこのオフィーリ 3・30 春の昼不幸なやかん丸見えに : 攝津幸彦 〜〜しりあがり寿回転す 3