世沙弥、最後の聖域に 『垂直の量』を設置。 昼は自然光 夜は幽明り 虚ろと戯れています。 大西康明 さん、 最後の最後まで、送り込む風の微調整。 5本の空洞の柱が、 それぞれのもつサイクルでのびちぢみ。 真っ白の空間が錯
【 タイム食句】07・16〜07・20
7・20 ピータンの好きな女になっていた 前妻もいる赤い円卓 : 藤島秀憲 〜〜地味だけどパンクっぽいねわざとっぽい 7・19 今生の端にまだ居て鮎の腸 : 河合翠胡 〜〜さびてののちは軽
【大象の聖地巡礼 ーその⑦】
【大象の聖地巡礼 ーその⑦】 ・トムナフーリ : 森万里子 ・心臓音のアーカイブ : ボルタンスキー 霊魂再生の<トムナフーリ>は山を登り切った深泥の池。 浜に降りてくれば、 誰か見知らぬ人たちの心臓音を真っ暗な部
【大象の聖地巡礼 ーその⑥】
【大象の聖地巡礼 ーその⑥】 豊島美術館 : 内藤礼 台風一過、新聖地巡礼へ。 やわらかな白い幕につつまれるように昼寝。 ごそごそ小さなしろい人に包囲されてる霊気で目が覚める。 去年、庭園美術館での奇妙な錯覚が残像となっ
尾崎まゆみ <葛原妙子ノート>
『葛原妙子論集』が<現代短歌を読む会>から小冊子で。 2年にわたって全歌集を丁寧に読み解いていった尾崎まゆみ。 「幻視の女王」の冠から晩年の<かるみ><ほそみ>の 和の美学概念を精製してゆく読みはスリリング。
幼稚園シリーズ [Love Stone Project オープンセサミ!]
[Love Stone Project オープンセサミ!] 幼稚園シリーズがはじまりました。 まずは年長さんから。 授業の一環に取り入れてもらえることに決定。 2ヶ月ごとにこどもたちの歓声がわきあがります。 冨長敦也さん
【 タイム食句】07・11〜07・15
7・15 涼風や直感で入る喫茶店 : 津川絵里子 〜〜どこへいったのエンゼルフィッシュ 7・14 いまわれはうつくしきところよぎるべし星の斑のある鰈を下げて : 葛原妙子 〜〜ムニ
<私の中のスフィンクス> 舟越桂展@兵庫県立美術館
<私の中のスフィンクス> 兵庫県美のお帰りは、 <世沙弥の中のスフィンクス> へ回遊してください。
佐藤弓生歌集「モーヴ色のあめふる」
佐藤弓生「モーヴ色のあめふる」 エロい歌集。 ひかり、みずうみ、雨、モーヴ色 語彙を並べていけば、叙情に淡くながされてしまう よくある弱官能症候群にみえるが、 よみすすめば、濃厚な命のエロスの域にはいりこんでいく。 色彩