フットワーク抜群の食友が情報を元に寝屋川まで。京阪 沿線はひらパーのおかげで、何をしでかすかわからん魅 力あり。モンブランのクリームが黒胡麻ペースト。スポ ンジにもわらび餅がしのばせてあり、和の食感とかおり。 『ティコラ
北野勝彦先生と法善寺で一献
自宅近くの陶芸教室で北野勝彦の生徒となって20年。 お誘いがあって法善寺の割烹に。先生の作品がずらり。 酒器はもちろん、すべてのコース料理が北野作品。こら、 作家冥利につきるわ。白備前の火だすきに料理も映える。 (北野勝
枝豆や結婚線がありません/磯菜
この俳句、なんで枝豆?しかしこれは絶対動かない。も のを食うのに手指だけで完結するのは枝豆だけ。ひたす ら口元に手を運ぶたび、ふと結婚線が気になる。あれ? わたしって無いやん。自嘲のおかしみ。婚活のユーモア。 食句塾:兼
鬱病対策は、がんばらないこと
出入りの営業マンがしばらくぶりで顔を。鬱病で休職。 元の職場に復帰で職場の理解もあるらしい。鬱病はもは やあったりまえの現代病。”病なく身のつよき人”は友 人にしたらあかんいうぐらやから、鬱病経験もプラスに。 (鬱病簡易
「ジェットコースターに乗りたい」、突然言いだした。
同居人の申し出にとまどった。かってその類の話題をし たこともない。なぜ?そんな実体験があるだけに『終の 住処』にはドキリ。「とにかく観覧車にだけは乗りまし ょう」と妻が言いだし、夫婦は11年間話をしなくなる。 『終の住処
巷談舎さんで最近窯元事情
藤井憲之さんの個展。青白磁二重渕の優しいふるえ。瀬 戸の窯だが大阪旭区出身で気さく。アートより食器。で きるだけ沢山焼くことで少しでも単価を下げみんなに使 ってほしい、と自然体。肩の力を抜く姿勢は大阪人気質。 (巷談舎:
日本にもこんなスケールの妖怪がおった
小沢の妖怪度に期待した時期があった。今回の権力闘争 の土俵姿にオーラが薄れた感。<破天荒>を単に豪快程 度に誤用されてるらしい。誰もせえへんかった型破り。 かって武智鉄二、木村東介ら破天荒の人物がぎょおさん。 『日本国怪
「落語家に差がでるのは、音の出し方の差でしかない」
談春の「ねずみ穴」で心臓をわしづかみにされたことが ある。ねずみ穴は誰がやっても話は同じ。なにが違うか。 落語家は歌手に近い。ブリジッド・フォンテーヌに痺れ るように、ネタによらず、その落語家の音源に触れたい。 『落語論
外食チェーンも国産食材に切替。ゴマも国産。
国産は高い。コスト高のマイナスより、消費者への安心 アピールのプラス効果大の判断。協力農家にみならず、 自社で大規模野菜栽培を開始。ゴマも同様。元から国産 イメージの強いものだけに国産リクエストが急にふえた。 (輸入食材
『胡麻料理 世沙弥』は『心斎橋和田萬』ではありません
大阪、天満で125年の『胡麻司 和田萬』です。 「隠れ家で一日一客の料理屋をやっております」 こう自己紹介すると、「お店は堺の方ですね」の反応が あって、とまどってしまうことがあります。 和田萬の萬までも同じなので、間違