枝雀嫌いは多いと思う。 緊張と緩和、と唱えるのもエラそうやし、 根はまじめやのに派手な演技してるんが みえみえで痛々しいし。 死んで10年。どうしても気になる。 3月はじめに、テレビ録画『枝雀寄席』から選んで劇場大画面で
すけべぇでない奴はおもろない
すけべぇでない奴はおもしろない。 すけべぇの奥は深い。 奥の院には迷路がいりくんでいるので、 それぞれがただ一人の探検者ともいえる。 アダルトビデオというジャンルは実験的で過激。 人間の潜在意識をあばきだす装置として、
椿狩りこそ、花見にまさる
椿を見にこい。 花見、紅葉に誘われることはあっても、椿はめったにない。 これが月光。雄蕊が真っ白。赤い花弁の心に満月の風情。 近くに日光。これは蕊が真っ赤。花びらはオスの蕊が変身したもの。 両性具有とはいわないが、妙な感
内田鋼一のごろごろ碗
刺激的な現代アートの作り手がいる。 次はどんなことをしてくれるんだろう。 ふわっと天空からおりてくるような言葉を告げる歌人がいる。 新しい歌集はさぞかし変幻しているにちがいない。 旋律が同じなら、あくびでうんざりし、 あ
アフリカ楽器、コラの弦の響きが優しい
弦の響きは皮膚からぞわぞわと心臓部へ浸水してくる。 ゴマ栽培であちこちできいた。 沖縄の島々にわたる三線の音。 八尾おわらの男たちが奏でる胡弓の哀調も わすれがたい。 バルセロナ。 古い街並みの地を這うように流れるジプシ
サグダラ・ファミリアよりもすばらしい塔をつくろう
すれちがうのに身をかわしながら、 あおぐほど高い堅牢な住居がならぶ古く狭い路地を抜けると、 大聖堂にでてくる。 カソリックの宗教心もなければ教養ももちあわえていないけれど、 敬虔な祈りのこころがわいてくる。 これは、生ま
『ロス・カラコレス』で蝸牛の煮込みを
”コンドルは飛んでゆく” I’d rather be a スワロウ than a スネイ ~蛇よりも燕になりたい~ ずぅっとそうおもてました。 バルセロナの老舗レストラン『ロス・カラコレス』。 ここはかたつむ
しばらく消えます
3月25日から月末まで 存在消去。 ご予約などでお客様には ご迷惑をおかけします。 4月1日には、メールおよび 電話でこちらから、回答いたしますので ご了解をお願いいたします。 世沙弥 亭主
散歩するだけでたのしめる”ふたば書房”
金属製で金色に輝く三日月。 その横には、同じく金色で二重の波紋のリング。 なんやろ?ナイフレスト? 知恵の輪をさぐるようにさわっていて、わかった。 栓抜き。 ふたば書房の経営するショップはおもろいものがある。 きょうは、
児島虎次郎を見直そう
児島虎次郎。 はじめて名前を知った。 時間つぶしに会場を回るつもりが、 一点、一点、歩をすすめるうちに みぞおちに力がはいってくる。 さきほど観たばかりの、グレコもモローも かすんできた。 日本の大正から戦前にかけての洋