10/15 草紅葉立食のごと骨拾う : 曽根主水 10/14 錠剤に導かれつつ見る夢の寒林が左右から焦げだす : 魚村晋太郎 10/13 ウィキペディア見せられてゐる茸狩 : 西生ゆかり &n
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
釧路における<神田薮>の影響
釧路の交番:ロシア語なんだ。 石川啄木:76日間だけ釧路新聞記者として滞在。 実は嘘つきですけべえ。 それが底層にあってこその国民的人気作家。 釧路の蕎麦、2軒目。 緑を見ればピンとくる。 神田の藪だ。 藪の系列て
【遭遇一句 −2020】2020/10/06~10/10
10/10 傷洗う秋の水なら消えるだらう : 高勢祥子 10/09 生き延びるために聴いてる音楽が自分で死んだひとのばかりだ : 岡野大嗣 10/08 縦のもの横にしただけ捨案山子 : 高橋将
【 タイム食句 ー2020 】2020/10/06~10/10
10/10 原初なるよろこびをもて濃緑のアボカド一顆ねぢらむとせり : 横山未来子 10/09 紙コップ紙のにおいがなくて秋 : 前田弘 10/08 くれ竹の根岸の豚はうまからずぱりす思へば涎
【遭遇一句 −2020】2020/10/01~10/05
10/05 横顔しか見せない人が梢先の半月を言ふ科白のやうに : 小林愛子 10/04 鍵持たずゆく満月の出る方へ : 阪西敦子 10/03 にんげんの腐臭を避けるマスクかけ少年が捜す父母の記
【 タイム食句 ー2020 】2020/10/01~10/05
10/05 確かいちにち笑いませんでした夜食 : 宮崎斗士 10/04 死者の数リアルタイムで増えゆけばウーバーイーツが陰膳運ぶ : 藤原龍一郎 10/03 酒も少しは飲む父なるぞ秋の夜は :
【遭遇一句 −2020】2020/09/26~09/30
09/30 芭蕉ふと男臭さよ葉鶏頭 : 正木ゆう子 09/29 びるばくしや まゆね よせたる まなざし を まなこ に みつつ あき の の を ゆく : 会津八一 〜毘楼博叉は四天王の広目天のこと。 &
【 タイム食句 ー2020 】2020/09/26~09/30
09/30 ひとの煙が吸ひたい夜だうすぐもる焼き鳥屋とか入つて飲んで : 山下翔 09/29 萩咲くや笑顔の母の近餓え : 折勝家鴨 09/28 りんごを剥く手のあまりにも白ければ「殺したのか
【遭遇一句 −2020】2020/09/21~09/25
09/25 道多き那須野の御狩の矢さけびにのがれぬ鹿の声ぞ聞こゆる : 藤原信実 〜おくのほそ道・那須野の段 09/24 秋澄むや一人が楽しさうな人 : 安藤恭子 09/23 夕ぐれといふは
【 タイム食句 ー2020 】2020/09/21~09/25
09/25 秋涼し手ごとにむけや瓜茄子 : 芭蕉 09/24 秋晴のひかりとなりて楽しくも実りに入らむ栗も胡桃も : 斎藤茂吉 09/23 冷めて色濃い芋の煮っころがし淋し : 池田澄子 &n