石牟礼道子が水俣をテーマに創作能『沖宮』の脚本を。 (能装束は志村ふくみ) 改めて『苦海浄土』を50年ぶりに読み直した。 ジョニー・ディップが『MINAMATA』を映画化。 先立って土本典昭監督作品の特別上映。 50年前
カテゴリー: エンタメ
TTR能プロジェクト<観世と宝生の流儀の違い>
久々の能舞台。 2、3年ぶりに能に足を運ばせたのは、 たぶんこの小説を読んだからだろう。 『世阿弥 最後の花』藤沢周・著 謎とされる佐渡流刑。 その晩年に時を絞って、世阿弥の幽玄に迫る 生き方が再創造されて刺激的である。
空白 : 吉田恵輔
ヒメアノールの吉田恵輔の新作。 蔓延する怒りと謝罪の日常。 これが単純にカフカやカミュの不条理に タグ付けできればいいのだが、 どうやら日本社会はもどかしく納得づくで 繰り返される。プロデューサーは河村光庸 #空白
水俣・水俣一揆 : 土本典昭監督
ジョニー・デップの映画の前に 土本監督のドキュメンタリーを。 石牟礼道子『苦海浄土』も合わせて、 これらの水俣のドキュメンタリーは 50年前。 日本は苦い海をこの50年、 どう濾過してきたのか?
『 DAU.退行 』
『 DAU.退行 』 前作、<ナターシャ>の拷問を 観たものは、これが第1章だと 思い知らされる。 地獄編は9章までつづく。 KGB、スターリン、 プーチン、習近平、、、 よりも 大日本帝国の空気がリアル。 #dau退行
『OLD』: ナイト・シャマラン
*人の言ふ老とは何よ大金魚(桂信子) 1日に50年が経過する『OLD』 の時間の不条理設定は、 オスカー・ワイルドはじめ 様々な変奏曲があるが、 そのどれもが己を逆照射して娯しめる。 #ナイト・シャマラン
白石和哉『孤狼の血LEVEL2』
徹底したエンターテイメントで オリジナルなサイコパスを勃ちあげた 白石和哉『孤狼の血LEVEL2』 これにドキュメンタリーの要素 などは微塵も要らないが、 小指や刺青を発酵させるのに 今の日本を滲ませて面白い。 光市母子
ドライブ・マイ・カー : 濱口竜介
#ドライブマイカー #濱口竜介 この監督の5時間にわたる棒読み映画 #ハッピーアワー からのメタ構造志向が 新作でさらに昇華。 劇中劇チェーホフの手話までも含めた多国籍 解釈が構造にすんなり重なって映画全体の流れを 作っ