2026/02/28 辛子明太子恋猫藤圭子 : 曽根主水 2026/02/27 父の撒くポップコーンを鳩が食ふついでに父も食はれてしまへ : 大村陽子 2026/02/26 さいごまであたまの
カテゴリー: セサミ日記
<飲食一句 2025> 2025/02/26~02/28
02・28 ひとり居て卵うでつつたぎる湯にうごく卵を見ればうれしも : 茂吉 〜『赤光』 02・27 体ごと振るフライパン春隣 : 木暮陶句郎 02・26 春たぶん最後の鍋の出汁を取るsapi
<アートな一句 2027> 2027/02/26~02/28
2027/02/28 紅梅であつたかもしれぬ荒地の橋 : 飯島晴子 2027/02/27 しら梅や北野の茶屋にすまひ取 : 蕪村 ・・・すまひ取:相撲取 2027/02/26 曖昧に踊り始める
<アートな一句 2026> 2026/02/26~02/28
2026/02/28 極道の脛(はぎ)うつくしき二月かな : 塚本邦雄 2026/02/27 背中まで一心に毛を剃るこんな暮らしにチューリップの崩れ様 : 中村育 2026/02/26 いも
<アートな一句 2025> 2025/02/26~02/28
02・28 八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を : 素戔嗚尊 ~『古事記』 02・27 修羅能の御息所冴返る : 和田華凛 02・26 カムイには女の眼こそ似つかはしけ
<遊行一句 −2027> 2027/02/21~02/25
2027/02/25 春一番消防車が来パトカー来 : 近藤たか子 2027/02/24 除菌除菌一体ずつ切り離す : 八上桐子 2027/02/23 自宅から土筆の範囲にて暮らす : 岡田由季
<遊行一句 −2026> 2026/02/21~02/25
2026/02/25 田螺鳴く利息が二円付いており : 鈴木しげを 2026/02/24 あづさゆみ春の真昼の下り電車口あけて狐型美少年眠る : 酒井佑子 2026/02/23 通帳と桜貝あり
<遊行一句 −2025> 2025/02/21~02/25
02・25 ことことと雨戸を叩く春の音鍵をはずして入れてやりたり : 山崎方代 02・24 梅園を歩けば女中欲しきかな : 野口る理 02・23 無量大数の生死の果ての今日ショートカットキーひ
<飲食一句 2027> 2027/02/21~02/25
2027/02/25 たんぽぽのサラダの話野の話 : 高野素十 2027/02/24 春菊のみづに浮いたるうすさかな : 板倉ケンタ 2027/02/23 岩海苔の能登の真砂を噛みあてし :
<飲食一句 2026> 2026/02/21~02/25
2026/02/25 蕪の葉の根元を切ると切り口が緑の薔薇にみえるやってみて : 田中有芽子 2026/02/24 永き日や口さみしさのかりん糖 : 千葉皓史 2026/02/23 遠のいた怒