Archive for category 本 周辺

ココルーム・ブックカフェの掟

・ココルーム・ブックカフェの掟:
客の喉元に有無を言わせず一冊の本を
突きつける。
店長がその人にふさわしい、
感じて欲しいという本を選ぶ。

塚本邦雄「定型幻視論」「獻身」
が渡るべき人に渡った。うれしい。

・蕎麦打ち流浪人・文朗が写真集など5冊、
本を寄贈してくれた。
漫画本「陶魂」は即、お隣の席の女人の
お持ち帰りとなった。
人気は、料理本、絵本、写真集。
・皆さんの本棚に眠らせる本は50冊にしましょう。
あとはココルームで人から人に回していきましょう。

「チョンキンマンションの ボスは知っている」

「チョンキンマンションの
ボスは知っている」 小川さやか・著

入力すれば<重慶大厦>、すぐでる。
香港の複合ビル、ゲストハウスに集まる
タンザニア人たちの価値観と経済システム。
互いに信頼しない信頼、助け合わない助け合い。
矛盾、雑然、放埓、気まま、ええ加減、なのに
逞しく全肯定的な空気。
ケッタイで不可思議でたまらん。

タンザニアは極めて良質の胡麻の産地。
エチオピア、スーダンと合わせてこのエリアには
収穫期には毎日欠かさず胡麻のバザールが
開かれ、現地には数度買付けに行ったことがある。
それもあってこの調査報告はめっちゃ面白かった。

今回の大宅ノンフィクション賞候補には、
『聖なるズー』
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。
いずれも書き手は女性。ノンフィクションのテーマは
社会問題・冒険・スポーツが主流だが、
最近はジャンルが思わぬ空域に広がって、
ええこっちゃ。

照屋眞理子『猫も天使も』

あの世から句集がとどいた。
亡くなったのが2019年7月15日、ちょうど1年。

・またの名は蛍この世を夢と言ふ
・やさぐれのかの友黴びてゐはせぬか
・師系塚本邦雄柘榴を火種とし

表紙デザインが洒落てる。
句集ならでは、歌集ではできない。
オブジェ制作:間村俊一

照屋眞理子『猫も天使も』
歌誌『玲瓏』、句誌『季刊芙蓉』代表。
最後まで両ジャンルで活躍。

・枯節の黴拭いている雨女 : 咲也

食句塾:7月例会
さくらん坊つまみながら
「切字と切れ」(高山れおな・著)のことなんか。

・枯節の黴拭いている雨女 : 咲也
・黴の世にチーズの黴の青の鬱 : 翠胡
・ああみずいろの雨プール色の雨 : 主水
・ありていにありさんにありありまして : 三甫
・蟻の這う路線図同時多発テロ : 数何

次回 兼題 :酔う ・ 調

「アトリエインカーブ物語」

「アトリエインカーブ物語」
今中博之・著

2009年出版の「観点変更」が
11年経過してこの7月に文庫化。
大阪の小さな出版社からでた
いささか硬いタイトルと内容の本
としては画期的なこと。

〜私のソーシャルデザインは
「目の前にいるこぼれ落ちそうな人との関係」
の中で展開されている〜

2002年設立、著作がこの組織の前半の記録であれば、
現在はその倍の10年経過。
文庫化の補講とあとがきを読めば、
このインカーブ狙いの姿勢は愚直なまでに一貫している。
<癒し><寄り添う>などのっぺり手垢のついた表現は
微塵もない。クールで潔い。
この炎のランナーにはこの20年、素晴らしい若者たちが
慕い集まり切磋琢磨してきた。
そのスタッフ代表、神谷梢の解説も文庫化の収穫。

前作をすでに読んだ人にも是非。
出版人にも感謝。

『生命式』

陰翳礼讃。
「人毛の燭台」が 1/f の揺らぎで幽かな影を生む。
それが表紙カバーになった。
『生命式』
優しく狂ってなまなましくリアル。

アートと物語の出会い。
この短編集を読まない選択は無い。

アート:高橋涼子
小説 :村田沙耶香

(燭台は世沙弥エントランスで灯っています)

ココルーム・ブックカフェ一日店長

ココルーム・ブックカフェ一日店長。
いろんな面々が顔を見せてくれて、ありがとう。
せっかくなのでガイドツアー。
宿泊棟の森村泰昌部屋、谷川俊太郎部屋、
周辺の街の落書き(TONAのストリートアート)。

コーヒー一杯で素晴らしい本に出会えます。
ボテロ、町田康、工藤哲巳・・・
それぞれ魂の一冊を持って帰っていただきました。

そうそう写真集を5冊持ってきてくれた方も。
みなさん、本は本棚に眠らせず、
出会いを待ってる人に回していきましょう。

ココルーム・なんかわけわからん
おもろい人が流れています。
https://motion-gallery.net/projects/cocoroom2020

ANTOINE D’AGATA

#bookcoverchallenge −5

『ANTICORPS』 ANTOINE D’AGATA
タイトル:抗体

地球を覆うパンデミックの今ではなく、
人類創世から<抗体>はキイワードである。

ダカタ写真集はこの後『赤穴』。

『血と薔薇』 澁澤龍彦 責任編集

#bookcoverchallenge −4

『血と薔薇』 澁澤龍彦 責任編集
エロティシズムと残酷の総合研究誌
創刊号 1968

悦楽園園丁辞典1
塚本邦雄の連載がここに始まった。

「Michiko Kon」今道子

#bookcoverchallenge −3

「Michiko Kon」今道子

<蛸+メロン>に衝撃、
歌集「くらはんか」の
装幀にはこれしかない。
瞬間に決断。

今道子はこの決定版より先に
「EAT」で木村伊兵衛賞を獲っている。


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