狼を殺すと森が滅びる。 生態系を無視して、ニホンオオカミが絶滅した20世紀から 日本の土壌は腐敗しはじめています。 狼=オオカミ=大神 雷=カミナリ=神鳴り <カミ>の名前がつくものは、 畏れおおき大自然を支配するもの。
カテゴリー: セサミ日記
【遊行一句 −2021】2021/03/06~03/10
03/10 徳兵衛へお初の首がかしぐとき勘十郎のまぶたは翳る : 江戸雪 03/09 春風の重い扉だ : 住宅顕信 03/08 咽頭をぐいと拭った綿棒に百万人の死の炎見ゆ : 犬養楓 &nbs
【 タイム食句 ー2021 】2021/03/06~03/10
03/10 腸の先ず古びゆく揚雲雀 : 永田耕衣 03/09 そら豆のしやくれた顎は、あ、さうだ、宇野重吉の頬笑みし顔 : 柳宣宏 03/08 蝶々のもの食ふ音の静かさよ : 高浜虚子 03/
『平成美術』 =うたかたと瓦礫(デブリ)=
現代アートとは何か? そんなどうでもいい質問よりも <現代とは何か?> それが問題ですよね。 そのことを考える社会学を包括することなくして、 アートがノーテンキに解放されることはありません。 『平成美術』 =うたかたと瓦
Hagemaru : Marco
奇妙な隣人たち。 マルコヴィッチの穴からのぞいた 脳の中に暮らしていそうだ。 寒い国から帰ってきたスパイは 引退後も時々ハニートラップを思い出したり。 Hagemaruと名乗る作家を追っかけて、 今回は心斎橋マルコ。 <
佐々木類 : 富山市ガラス美術館
闇に雨の滴。 光源は??? 蓄光ガラス:太陽光を時間をかけて蓄えて、 その光を暗闇の中で放っている。 いわば、太陽の光がそのまま滴状態になっている。 移り変わる空模様に刺激され、視覚、触覚、聴覚、 さらに嗅覚、味覚までも
【遊行一句 −2021】2021/03/01~03/05
03/05 うららかに美容脱毛サロンかな : 龍翔 03/04 椅子の背にタオルを一枚かけますとあなたの椅子になるわけですね : 相原かろ 03/03 チューリップにも定形を外すもの : 後藤
【 タイム食句 ー2021 】2021/03/01~03/05
03/05 この世にてかへす能はざる友情か鮨食めば鮨のたましひ寒み : 水原紫苑 03/04 最低なことをした日のオムライス : 柳本々々 03/03 断食を続け五年の瞑想ののちにダイオウグソクムシ死す :
赤松音呂 〜〜富山市ガラス美術館
渡り鳥は体内に地磁気センサーを持っていて 目的地への長距離の旅をする。 バクテリアも地磁気を感じる。 その<地磁気>をグラスの中の針の動きで 幽かな音を発生させて、視覚化した作品が 名付けて『チジキンクツ』 地磁気+水琴
『人間の土地へ』: 小松由佳
『人間の土地へ』: 小松由佳 ノンフィクション。 現代史の生々しいドキュメント。 生きる当事者。 小川さやか『チョンキンマンションのボスは知っている』 濱野ちひろ『聖なるズー』 最近のノンフィクション、 女性ばかりと感嘆