1・15 木枯しや妻子の留守の残り酒 : 吉田一穂 〜〜あてはなんでもバッテラなんぞ 1・14 ぶつけ合ふエッグとエッグ ひび入りて負けしエッグが先に焼かれる : 伊藤京子 〜〜あら
カテゴリー: セサミ日記
『罪の声』 塩田武士
『罪の声』 塩田武士 グリコ・森永事件 恐喝につかわれた録音テープに子供の声があった。 三人のちがう子供がかかわっている。 その声の事件後の人生に焦点をあててものがたりは展開。 1972年 あさま山荘事件 1974年 武
黄金餅入り祝い蕎麦
うう寒っ。あったかいのん。 松の内だけの<祝い蕎麦>とはなんじゃらほい。 黄金餅入り、はて金粉まぶしの下品な蕎麦か。 いやいやちょっと黄色な粟餅のこと。 黄金餅といえば、志ん生と志ん朝の高座。 おんなじブラックでもサビと
三冊のユダヤ本
年末に養老孟司『身体巡礼』を読んだときに 『日本人とユダヤ人』と『私家版・ユダヤ文化論』を 紹介していたので、ことしはこの二冊のユダヤ系から。 アマゾンの古本で注文したら、 まちがって『ユダヤ・プロトコール超裏読み術』な
【美魔女限定:世沙弥・金継ぎ教室】
【美魔女限定:世沙弥・金継ぎ教室】 おどろきのwad小林マジックに ため息と感動の連続。 簡易金継ぎといっても、 イラチには無理。 研ぎの宿題がでて、 1週間後に金がはじめて登場、らしい。
【 タイム食句】 01・06〜01・10
1・10 むらきもの蛭子の神の産みのおや伊邪那美こそをにくめよ海鼠 : 堀田季何 〜〜このわたの産湯に游ぶみどりごは 1・9 明け方の夢でもの食う寒さかな : 辻貨物船 〜〜餅のどつめる自死
玉三郎の『阿古屋』
玉三郎の『阿古屋』 『阿古屋』は歌右衛門のあとは玉三郎だけ。 このあとはもう無い。 2015年10月歌舞伎座のシネマ版。 シネマはシネマでしまらないけど、 傾城衣装と琴責め。 三段責めは胡弓責めで絶頂へ。 ふらちふらち孔
食句塾初句会
食句塾初句会 八知が3年のバンコック出張から帰国。 タイの日本企業は日本から1名いけば現地人スタッフ4名 雇用しないといけない規約があるという。 兼題「串」 ・去年今年串にも哲学あるとかや : 咲也 虚子の<貫く棒の如き
勝手に七草粥
勝手に七草粥 空芯菜の新芽、オクラの新芽、ビーツの葉、 セリ、水菜、これで5つ。 あとは、すずな、すずしろ。 すずな(蕪)はお歳暮にもらった千枚漬。 すずしろ(大根)は冷蔵庫に忘れかけのカクテキキムチ。 カ
『考える人』 山田航 朝倉かすみ
『考える人』 59号 <ことばの危機、ことばの未来>特集 山田航が「一種類の母音だけで構成されている言葉」について。 ア段、変わらなきゃ、払わなきゃ、からかわなきゃ、 から始まって会話文も構成。 これはすごい大きな韻文詩