梅沢富美男と梅垣義明がゲイのおしどり夫婦役。 梅沢富美男劇団とワハハ本舗の合同公演という おもろい企画。 ところが梅沢目的の客層が ワハハ本舗のノリについていけず客席はヒエビエ。 ワハハの舞台はお客様のいじりと徹底した下
カテゴリー: セサミ日記
筋子の旬がやってきました。
”筋子”が旬に。 自分でバラすのもええけど、 店頭で大きい網目のネットで ”いくら”にしてくれる。 そのおばちゃんの世間話が いくらより宝石のようにおもしろい。
『ハウス・オブ・ヤマナカ』の時代の情熱
『ハウス・オブ・ヤマナカ』 ~東洋の至宝を欧米に売った美術商~ この本を急に読みたくなったのは ふたつのきっかけがあります。 9月あたまに、チャンパ王朝、フエ王朝への美術探訪。 あらためてアジア美術のすごさに圧倒されたこ
『卒塔婆小町』 TTR能プロジェクト公演
『卒塔婆小町』を大槻能楽堂で。 シテは梅若玄祥。 玄祥さんの追っかけをしているわけではないが、 たまに見る能舞台はなぜか梅若六郎時代から多い。 今回もTTR能プロジェクトの公演で、 山本哲也と成田達志の大鼓小鼓を ききた
【タイム食句】 09・16~09・20
9・20 たぶん親の収入超せない僕たちがペットボトルを補充してゆく : 山田航 ~~エルドラドIT鉱脈に眠りらし 9・19 望の夜のめくれて薄き桃の皮 : 眞鍋呉夫 ~~ファのはずれ音月
光と闇の融解<ニュートラル・プロダクション>
<ニュートラル・プロダクション> 光をテーマにしたインスタレーションの二人組。 1年前、CASでの展示。 真っ暗な空間に突如うかびあがる巨大な円錐形の光の塔。 こまかい光の粒子が噴くあがって、おどりつづけて、 乳白色のや
あけびの紫
あけびの旬がやってきたようです。 果物屋さんや八百屋さんの店頭で 神秘なたたずまいの楕円の実が視界の隅に はいったとたん、魅せられてしましました。 この天然のむらさきは日本独自の ほこるべき色彩。 時の経過とともに、たち
『芦屋川むら玄』に
『むら玄』。 有馬はなんどか食べていますが、 芦屋川ははじめて。 ご主人が急に亡くなられてもう1年に なるでしょうか? 蕎麦屋さんを始められてまだ10年は経って いないでしょう。オープン1カ月前に遡ります。 そのころ、わ
『痴人の愛』のナオミの晩年をたずねて
・ 谷崎潤一郎『痴人の愛』のヒロイン、 ナオミのモデルとなった女性の晩年。 西日のあたる老朽病室で、昂奮すると 点滴の注射針が内圧でぶっとんで血だらけに。 ・ 滝口修造宅にうかがうときに、 時間調整ではいる近所の喫茶店の
【タイム食句】 09・11~09・15
9・15 新涼や夕餉に外す腕時計 : 五十嵐秀彦 ~~毎日日曜腕万歩計 9・14 太刀魚を夜のシンクに横たえてなんだかよくわからないが泣いた : 笹井宏之 ~~童貞に名刀村正大湾(のた