『生写朝顔話・笑い薬の段』

あっつぃ〜 ときの夏休み文楽。
真っ白い麻の着附で4人大夫と5人三味線が
ずらっと並ぶ。
清志郎、頭に三味線がみな若いのがいい。凛として涼しい。
夏に人間国宝はいらん。

『生写朝顔話・笑い薬の段』
笑おて笑おて、汗が湧いて流れて、
やんだかとおもたら、また、笑おて笑おて、汗だらだらで。
わははははははははの汗まみれ、ここまでくると暑さも消えて。
汗の文字久大夫と三味線は藤蔵。
この20日に父上、源大夫さんが逝かれたばかり。
藤蔵さん、ますます激しくなる予感。