おおかた1年、漬物は自家製。 塩麹で漬けてます。 飽き性のわたしが、ただ一つつづいてるものです。 富山の鮨屋で、ガリのかわりに漬物がバランの端に。 あまりにうまかったのでご主人にきいたら、静岡のミニメロンを 自分で漬けて
カテゴリー: セサミ日記
金華ハムから教えられる最近のアート事情
<満漢全席>メニュー紹介のなかで <金華ハム>がでてきた。 バルセロナの市場でぶらさがっていた イベリコ豚のベジョータはどんぐりしか食べないが、 こっちの餌は穀物は一切ノーで白菜の類の野采だけ。 頭とおけつだけが黒い両烏
料理盛り付けに公園で落ち葉ひろい
村おこしの成功例は 柚子の高知県馬路村と 葉っぱの徳島県上勝町。 発想のユニークさでいえば上勝町。 見向きもしない落ち葉、草の葉っぱを じいちゃんばあちゃんに拾わせて 高級割烹の盛り付けのツマとして ビジネスにしたてあげ
北島三郎はナイアガラを凌駕した
北島三郎ショー、新歌舞伎座へ。 <北の漁場>。 荒れ狂う波間に大揺れの船の演出は、 蜷川歌舞伎「十二夜」のオープニングの難破船より 圧倒的な迫力で大衆演劇のスケールをみせつけた。 そのあとで、日本全国のまつりシーンが次々
月心寺の尼さん胡麻豆腐は伝説のかなたへ
前々からあちこち因縁もあり 銀閣寺近くの『NOANOA』へ連行される。 橋本関雪の住まい、庭は国の文化財指定になっているけど、 クラシックな洋館は気軽なイタリアンで句会もOKという。 直系オーナーの橋本妙さん登場。 あの
ギャラリー回りは蕎麦屋とセット
京都にいくときは、ギャラリーと蕎麦屋をセットに することにしてます。 新彫展+味禅 芸大G+しゅばく 国立博物館+おがわ にこら、甚六、かね井、なかじんなども セットでまわりました。 ここ1カ月の3軒はいづれもお初。 昼
黄庭堅の横一の凸凹がかっこええ
京都国立博物館『細川家の至宝』 黄庭堅の書をみる。 良寛、空海、副島種臣らの書やったら、 まだちょっとはみるけど、 中国の顔真卿、王羲之ゆわれてもパス。 今回は体調がよかったんか、齢のせいか、 黄ちゃんの書がいたく気に入
路上放置の破れ鏡に青空
路上放置の鏡をみつける。 30歩ゆきづぎてから戻る。 破れ鏡に映っている青空が残像になって 気になってしょうがない。 この道をとおりすぐた何百本の脚元も 鏡の記憶に残ってるもんなんか? 鏡に敏感になっているのも 長嶋りか
漆から「Bukkake」までの日本文化
伝統工芸展。 普段個展などされない漆作家の仕事に 息をのむ。 漆。 ウルシはいうまでもなく樹木。 せやけど漢字は木偏ではありません。 木は漢字に成り立ちからして木偏です。 白川静さんの字通を開きました。 <木を傷つけて流
雪の世界の吸血鬼少女
吸血鬼映画、というと先入観がはいる。 『僕のエリ 200歳の彼女』は真っ白の状態で はいると、切なさや怖さが200倍になる。 舞台はスウェーデンの雪社会。 少年が少女に、匂いやなくて、臭いを感じるところが リアリティがあ