2027/11/15 夫に蹤くたのしさ夜鷹そば屋へも : 岡本眸 2027/11/14 ティーバッグ深く沈めて冬ぬくし : 椎名果歩 2027/11/13 奇跡より欲しきはうまきふかし藷 :
カテゴリー: セサミ日記
<飲食一句 2026> 2026/11/11~11/15
2026/11/15 こんにゃくに生まれ笑いが止まらない : 浪越靖政 2026/11/14 りんごの上にリンゴを置いてその上に林檎を乗せたぐらい不安だ : 工藤吉生 2026/11/13 赤
<飲食一句 2025> 2025/11/11~11/15
11・15 たましいとか言ってんのうけるちくちくとつつかれてまわるたことたこ焼き : 野村日魚子 11・14 飲めるだけのめたるころのおでんかな : 久保田万太郎 11・13 天國泥棒愉しから
<アートな一句 2027> 2027/11/11~11/15
2027/11/15 鉄棒に三つの高さ空つ風 : 飯塚よし枝 2027/11/14 帰り花鶴折るうちに折り殺す : 赤尾兜子 2027/11/13 瞬間移動マフラーを落つことし : 北大路翼
<アートな一句 2026> 2026/11/11~11/15
2026/11/15 夕映えの襖不思議の国を隠す : 高山れおな 2026/11/14 一人だけの民族みたいはなびらをひたいにつけて踊るあなたは : 郡司和斗 2026/11/13 弾く人聴く
<遊行一句 −2027> 2027/11/06~11/10
2027/11/10 柿落葉大切になる前に捨つ : 藤井あかり 2027/11/09 銀杏落葉象の歩みを輝かす : 川越歌澄 2027/11/08 残り世は忘らるるため竜の玉 : 山上樹実雄
<遊行一句 −2026> 2026/11/06~11/10
2026/11/10 冬鳥や羽撃くために棄てしもの : 志村斗萌子 2026/11/09 恋をしてふす猪の床はまどろまでぬたうちさます夜半のねざめよ : 待賢門院 2026/11/08 短日の
<遊行一句 −2025> 2025/11/06~11/10
11・10 惑星は軌道を走る我生きてひとり欠し伸せんために : 森鴎外 11・09 非正規は非正規父となる冬も : 西川火尖 11・08 さかのぼる暗き魚群に魚體無し 魚は目のみとなりて遡る
<飲食一句 2027> 2027/11/06~11/10
2027/11/10 小夜時雨自動販売機が濡れる : 佐藤延重 2027/11/09 小春日の口内炎に味がある : 小林鮎美 2027/11/08 料亭に時計すくなし白障子 : 鈴木総史 &n
<飲食一句 2026> 2026/11/06~11/10
2026/11/10 天錫の林檎と思う刃を入れて力の通り形になれば : 榊󠄀原紘 2026/11/09 海老フライの尻尾の積まれ小春かな : 小野あらた 2026/11/08 冬晴れの切ないよ