09・20 蛇穴に入るまで家を売らでおく : 対馬康子 09・19 日は暮れぬ人間ものの誰知らぬふかき恐怖(おそれ)に牛吼えてゆく : 北原白秋 09・18 いもむしを容れてあしたは燃えるごみ
カテゴリー: セサミ日記
<飲食一句 2027> 2027/09/16~09/20
2027/09/20 ええそうです私が柿を置きました : 赤羽四羽 2027/09/19 新米の翡翠のいろを留めけり : 若井新一 2027/09/18 颱風や裡ぎらぎらと魔法瓶 : 奥坂まや
<飲食一句 2026> 2026/09/16~09/20
2026/09/20 新蕎麦や全部全部嘘じゃないよ南無 : 佐藤智子 2026/09/19 トレーラーに千個の南瓜と妻を積み霧に濡れつつ野をもどりきぬ : 時田則雄 2026/09/18 芋の
<飲食一句 2025> 2025/09/16~09/20
09・20 細麺を啜りつつ聞く陰謀論 ここにはろくな水面がない : 遠藤健人 09・19 白桃や遺伝のひとつ虚言癖 : 秦夕美 09・18 隣の柿はよく客食ふと耳にしてぞろぞろと見にゆくなりみ
<アートな一句 2027> 2027/09/16~09/20
2027/09/20 ゆめにゆめかさねうちけし菊は雪 : 佐藤文香 2027/09/19 金賞の菊なら疲れてはならぬ : 佐藤郁良 2027/09/18 秋潮や映画のなかの太地町 : 杉浦圭祐
<アートな一句 2026> 2026/09/16~09/20
2026/09/20 柿くえばパウル・クレーと友だちに : 坪内稔典 2026/09/19 プラネタリウムの星はいくつか本物でわたしを幼虫だと思ってる : 平岡直子 2026/09/18 運動
<アートな一句 2025> 2025/09/16~09/20
09・20 本棚をずらせばそこに秋風のベーカー街へ続く抜け道 : 秋谷まゆみ 09・19 眉失せてより荊妻の夜は長し : 堀切克洋 09・18 風は舞台の奥より吹いて少女たち青い手足を夢につな
名残のかき氷、名残の昭和
名残のかき氷 ひと匙、あらわれるのは、くるみ餅。 ほうじ茶おかわりしてから 3分のオリックス劇場へ。 ラスト30分、サプライズで、小椋佳。 阿久悠、なかにし礼、死すれど ここにあらわれたのは、名残の昭和。
<遊行一句 −2027> 2027/09/11~09/15
2027/09/15 秋は夕暮店員が入れ替はる : 加藤かな文 2027/09/14 雨音のかむさりにけり虫の宿 : 松本たかし 2027/09/13 赤とんぼ娼婦の蒲団干されけり : 吉岡実
<遊行一句 −2026> 2026/09/11~09/15
2026/09/15 妻がゐて夜長を言へりさう思ふ : 森澄雄 2026/09/14 としよりのからだは手ぶくろのにほひすとわが子がいへるときにかなしも : 小池光 2026/09/13 メト