04/25 さくら花ちりぬる風のなごりには水なき空に浪ぞたちける : 紀貫之 〜古今集 04/24 落ちる時椿に肉の重さあり : 能村登四郎 04/23 あかがねの蒙古のラッパを吹き鳴らしわれはアジアの男好めり : 佐伯
カテゴリー: セサミ日記
【 タイム食句 ー2023 】2023/04/21~04/25
04/25 かたくなにベジタリアンで蝋燭で : 岡本知昭 04/24 百発百中でやさしくいたかった あのあめ玉るろろっと歯に当てる : 初谷むい 04/23 卵割る窓を初蝶よぎりけり : 西宮舞 04/22 おもいでのう
memo -015
<まくら> 枕詞・歌枕 : 歌の生命の指標 まくら=神霊の寓(やど)る設備 枕草子 本歌取り:古歌のまくら(生命標)を取り込むことで 本歌の威力を新作歌にまるごと包含させる。 言霊信仰 *<無内容>の効用
福岡アジア美術館
福岡アジア美術館 前回の博多では回れなかったので、 念願のコレクション展。 中国のみならず、モンゴル、フィリピン、 インド、インドネシア・・・ おもろいわ〜 これからはアジア、アフリカの時代。 関西にもこの方面に特化した
熊野清貴さん お引っ越し
琵琶湖のマキノにアトリエ2棟を 廃屋からリフォームし、 終の棲家としていた 熊野清貴さん。 引っ越しました、の突然の葉書。 雲仙のすぐ隣り、小浜温泉を 興味深々で早速訪問してきました。 漆、機織りなどの部屋が4室に ギャ
【 アートな一句 】2023/04/16~04/20
04/20 アコーディオンは昼の光に 捨てるから庭でそのまま父は弾く : フラワーしげる 04/19 女の顔を描きつらね壁春のくれ : 小澤實 04/18 アトリエに酒持ち込めばどこよりか人の
【遊行一句 −2023】2023/04/16~04/20
04/20 スリッパに海女の名マユミ、カズ、ヒデヨ : 藤永貴之 04/19 ゆめは目にみるものならず糠雨にぬれをり大き象の頭部 : 魚村晋太郎 #象な一句 (一首) 04/18 綿毛舞って完
【 タイム食句 ー2023 】2023/04/16~04/20
04/20 過ぎ去りし時間の闇の奥に立ち花林糖揚げてゐる母が見ゆ : 松平修文 04/19 晩春のおかめうどんのやうな日々 : 西原天気 04/18 鶏肉が生きてたときの体温のスープを飲ませる舌を出させて : 山崎聡子
memo -014
*初昔:元旦、松の内などから振り返ってみた昨年のこと。 昔=廿一日 八十八夜の前後二十一日間、 旧暦の三月廿一日摘みの上茶の銘 *芭蕉 『虚栗』 *李・杜が心酒を嘗て、寒山が法粥を啜る。 これに仍って其句、見るに遥にして