06/15 ぎんいろの卵を二つうすあをき便器に落とし夏鳥われは : 岡井隆 06/14 ずぶ濡れのまま泡盛を頼みけり : 黒岩徳将 06/13 海を背に少し歩いて落ち合った家族とまずはお蕎麦を
カテゴリー: セサミ日記
『怪物』
去年だったか豚の心臓移植のニュースは ショックだった。 それはイメージとして豚の脳を移植されたことと 同じことを意味した。 「ブタの脳を移植したらそれは人間?」 子どもが問いかける『怪物』 「クィアパルム賞」を獲ったこと
新藤杏子 <100人の肖像>
世沙弥カフェのお客様と 肖像画の話題になり、大象お気に入りを 持ち出しました。 新藤杏子さんが描いてくれた水彩。 そもそも彼女のデヴュー<100人の肖像>を コレクションしたのがきっかけ。 10年ぶりにテーブルの上に10
「越智裕二郎さんとの思い出を語る会」
「越智裕二郎さんとの思い出を語る会」 @西宮大谷美術館 いやあ、愛されたんだなぁ。 それ以上に、愛したんだろうなぁ。
【 アートな一句 】2023/06/06~06/10
06/10 夏夕べ弦にふれれば鳴り出しぬ : 浦川聡子 06/09 暮れてきて八百屋がおろすシャッターにあらわれる青色のグラフィティ : 阿波野巧也 06/08 蛾の迷ふ白き楽譜をめくりゐる : 平畑静塔 06/07 遠
【遊行一句 −2023】2023/06/06~06/10
06/10 河口から遡っても会えなくて潮の匂いで錆びてゆく腕 : 吉田恭大 06/09 パワースポットなめくぢが睦みゐる : 北大路翼 06/08 首筋にマッサージ器を当てるときだけ思い浮かぶ夏の空港 :
【 タイム食句 ー2023 】2023/06/06~06/10
06/10 鯵というより鯖の匂いの黒子 : 中山奈々 06/09 窓磨き鍋を磨けばほんたうにするべき仕事はなになる雀よ : 川野里子 06/08 莢豌豆ひらがな覚え始めけり : 川里隆 06/07 雨垂れの音飲むやうにふ
はつなつの光を吸って <胎>
はつなつの光を吸って <胎>がふくらんできました。 石のオブジェも変化が烈しい。 黒御影石の3トンオブジェが世沙弥に設置されたのは2012年。 楽雅臣さんが作家としてのスタート時点でした。 彼自身が『胎』と名付けてくれま