2027/07/25 ひまはりのこはいところを切り捨てる : 宮本佳世乃 2027/07/24 次の間にときどき滝をかけておく : 中尾寿美子 2027/07/23 神輿担いで褌を見せたがる
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<アートな一句 2026> 2026/07/21~07/25
2026/07/25 バットマン交通事故死同乗者ロビン永久記憶喪失 : 穂村弘 2026/07/24 ナイターのみんなで船に乗るみたい : 三宅やよい 2026/07/23 遠花火ふたり見たこ
<アートな一句 2025> 2025/07/21~07/25
07・25 蠅生る夢のはじめの色をして : 山口素基 07・24 偶像の破壊のあとの空洞がたぶん僕らの偶像だろう : 松木秀 07・23 眉青き女たたずむ夏柳 : 竹久夢二 07
<遊行一句 −2027> 2027/07/16~07/20
2027/07/20 打水に短きことば告白す : 片山一行 2027/07/19 ぎりぎりの裸でゐる時も貴族 : 櫂未知子 2027/07/18 星涼し電卓のもう進化せず : 岡田由季 &nb
<遊行一句 −2026> 2026/07/16~07/20
2026/07/20 今日よりは返り見なくて大君の醜の御盾と出で立つ君は : 防人歌 〜『万葉集』巻二十 2026/07/19 お待たせといひて日傘をたたみたる : 仁平勝 2026/07/1
<遊行一句 −2025> 2025/07/16~07/20
07・20 ふとわれの死骸に蛆のたかる見ゆ : 野見山朱鳥 07・19 闇の中に佐渡があってもいいけれど航るのは国文学科だけ : 郡司和斗 07・18 筋肉のうすれしところ蓮咲けり : 大石雄
<飲食一句 2027> 2027/07/16~07/20
2027/07/20 冷蔵庫地球最後の卵守る : 松本健 2027/07/19 妻逝きて奥歯で齧るあずきバー : 田崎森太 2027/07/18 ザックよりもろこしの髭出てをりぬ : 相子智恵
<飲食一句 2026> 2026/07/16~07/20
2026/07/20 ほどほどといふ怪しさや鱧の皮 : 徳田千鶴子 2026/07/19 焼きそばの湯切りのにおい立ちこめる給油室で絶叫を聞く : 戸田響子 2026/07/18 樹下涼し香草
<飲食一句 2025> 2025/07/16~07/20
07・20 水はいらないけど水分が欲しくなる鯖の缶詰の汁舐めている : 川島結佳子 07・19 草の戸に我は蓼食ふほたる哉 : 其角 朝顔に我は飯食う男哉 : 芭蕉 07・18 収集車に
<アートな一句 2027> 2027/07/16~07/20
2027/07/20 夕焼の中へボールを取りにゆく : 金子敦 2027/07/19 百合一花崑崙に雪ありとおもへ : 塚本邦雄 2027/07/18 ハンドルに脱いだ水着のかけてある : 北