06/20 向日葵や人撃つときは後ろから : 堀田季何 06/19 ひじやうなる白痴の僕は自轉車屋にかうもり傘を修繕にやる : 前川佐美雄 06/18 額縁をかかへて芥子の花を過ぐ : 波
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句 ー2022 】2022/06/16~06/20
06/20 ひまわりの種テーブルにあふれさせまぶしいぢやないかきみは癌なのに : 渡辺松男 06/19 風流の初やおくの田植うた : 芭蕉 〜奥の細道・須賀川 芭蕉・曾良・等躬の三吟歌仙、の発句  
【遊行一句 −2022】2022/06/11~06/15
06/15 教室じゃ地味で静かな山本の水切り石がまだ止まらない : 岡本 真帆 06/14 夏の猪沈黙の睾(きん)確とあり : 金子兜太 06/13 夏の夜はもの思ふ人の宿ごとにあらはに燃えて
【 タイム食句 ー2022 】2022/06/11~06/15
06/15 冷麦や少しの力少し出す : 西村麒麟 06/14 後味といふは何なる 口すぼめ舌を尖らせ上顎に触る : 内藤明 06/13 怪獣と打ち解けし晩ゴーヤ食う : 佐々木貴子 06/12 さうですかあなたの身ぢかで
【遊行一句 −2022】2022/06/06~06/10
06/10 福助の月代青き夕立かな : 小川軽舟 06/09 きのふまで何とはなくて思ふこと今日定まりぬ恋のひとつに : 契沖 ・・・生誕地は尼崎 06/08 黒南風や潜水服の護謨匂ふ : 相
【 タイム食句 ー2022 】2022/06/06~06/10
06/10 喫茶室の奥に暗きみづうみありて少女つめたき水はこびくる : 松平修文 06/09 泉飲む馬や塚本邦雄死す : 高柳克弘 ・・・2005年6月9日逝去 06/08 ハムからハムをめくり取るときひんやりと肉の離る
【遊行一句 −2022】2022/06/01~06/05
06/05 のんのんとわたしのなかに蠢いている大阪よ木津川安治川 : 江戸雪 06/04 二刀流太陽肛門から翔平 : 桃化 06/03 この子供に繪を描くを禁ぜよ大き紙にただふかしぎの星を描くゆゑ : 葛原妙子 06/0
【 タイム食句 ー2022 】2022/06/01~06/05
06/05 死者のため茹でたての蝦蛄手で喰らふ : 飯島晴子 06/04 悪意からもっとも遠い顔をして互いの腹にかさなる小鯵 : 宮下倖 06/03 こぼさずにこぼるるほどに冷し酒 : 西村麒麟 06/02 萎びたる苦
びび句会:手話メンバー2名に。
びび句会。 聾唖のメンバーが2人になって いろんな工夫。 俳句の面白さは<句会>にあるので、 世沙弥に展示中のアートを見ながら 575のリズムをどう伝えるか。 ゆり、ほったらかしの植木鉢から 2、3年おきに気ままに咲いて
【遊行一句 −2022】2022/05/26~05/31
05/31 けし提げてけん嘩の中を通りけり : 一茶 05/30 ローソンのバックヤードでくちづけをおぼえる子どもたちによろしく : 魚村晋太郎 05/29 牡丹の花とうしろの壁との隔(ま) : 長谷川素逝 05/28