11/15 象をはんぶんこしませんか : 加藤久子 11/14 時計など持たないわれは辞典とか地図とかを読み楽しく過す : 杉原一司 11/13 熊楠のたふさぎ紀州の朴落葉 : 鈴木明 11/12 父のため頭蓋のひびをそ
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句 ー2022 】2022/11/11~11/15
11/15 鹿をまだ抱きしめたことがない冬の胸と腿どちらも選べない : 鈴木晴香 11/14 解禁の途端に真鴨撃たれけり : 柴田佐知子 11/13 海老の眼がてらてら濡れる思い出に肉体はない
【遊行一句 −2022】2022/11/06~11/10
11/10 曇る空の下に行き逢へるひとと吾と無言に狭き道譲り合ふ : 安立スハル 11/09 跳箱の突き手一瞬冬が来る : 友岡子郷 11/08 石巣より石巣にとびて鳥首の重かりきわが狂心(たぶ)るる自由 : 山中智恵子
【 タイム食句 ー2022 】2022/11/06~11/10
11/10 潤目鰯とてもみじかい祈り : 小川楓子 11/09 乳と蜜の流れる地なく人類は大豆ミートに未来を託す : 松村由利子 11/08 れんこんのなおも企む白暮かな : 岡本知昭 &nb
食句塾 11月席題大会
食句塾 11月席題大会 *タッパウエアーのような部屋 *ミサイルと蒼天わたる鳥 *脹脛と冬うらら ザムザ・パゾリーニ・羽釜・箍が外れる・バスセンター
【遊行一句 −2022】2022/11/01~11/05
11/05 うらを見せおもてを見せて散るもみぢ : 良寛 〜良寛74歳(1831) 辞世の句 11/04 眠るひとを見るのが好きで見ておけばつくづくと眼は球体である : 大森静佳 11/03
【 タイム食句 ー2022 】2022/11/01~11/05
11/05 深秋の街より帰り姉さんと呼びたき大き柿ひとつ食む : 小島ゆかり 11/04 ジョブス死す欠けし林檎に露の玉 : 西澤日出樹 11/03 背高の鳥の停止してをりて不可思議のときわれの晝餐 : 森岡貞香 11/
【遊行一句 −2022】2022/10/26~10/31
10/31 あけぼのの沖を眺めむきみがためいざ紺青の菊咲き匂へ : 塚本邦雄 ・・・後鳥羽帝、承久の乱に敗れ隠岐へ配流。 この時、42歳。 10/30 秋の夜は剃刀の刃がくすりと嗤ふ : 三橋鷹女 10/29 神無月ふり
【 タイム食句 ー2022 】2022/10/26~10/31
10/31 晩秋の午前一時にたこ焼きチン : 朝倉晴美 10/30 原不安と謂ふはなになる 赤色の葡萄液充つるタンクのたぐひか : 葛原妙子 〜『葡萄木立』 10/29 ラーメン舌に熱し僕が
第9回のん句会 @世沙弥
第9回のん句会 @世沙弥 席題はあみだくじで。 卵眼さんが2F展示を見て 「木片」 木屑から木の子、 木製のピアノ黒鍵、 難問でおもしろかった。 *のん句会・びび句会は世沙弥で。 *食句塾は阿倍野市民センターで。 作品: