歌会と句会がつづいた。 玲瓏の関西節分歌会。 所属結社の歌会も長い間欠席していた。 この西宮での歌会は初参加。 玲瓏以外の出席者が多くて新鮮。 後半は塚本慶子『花零れり』の読書会も。 ・放っておけ赤子は南へ歩き出すぬれた
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
上野千鶴子の俳句
俳句関連で、上野千鶴子によくぶちあたる。 アナホリッシュ国文学 特集「俳句の近代は汲みつくされたか」 鼎談 上野千鶴子・齋藤愼爾・江里昭彦 恩田由侑布子は『余白の祭』 <反転するダイナミズム>で 京大俳句終刊号・1983
【 タイム食句】 01・26〜01・31
1・31 熱燗のいつ身につきし手酌かな : 久保田万太郎 〜〜ご返盃など欲しくはないが 1・30 空心町葛屋喜兵衛の夕明り淡雪羹墓石のかたちに : 塚本邦雄 〜〜ガリガリ君かじ
【食句塾】季刊誌合評会
食句塾季刊誌合評会。 ・一杯も十杯目もかたい冬の耳 : 磯菜 酔っ払うと、すぐキスしたがる奴。 そうかとおもうと、やたら隣の人物の耳に かみつく妙な癖のやからもおった。 ・千両の一粒座る三段目 : 咲也 歌舞伎三段目、千
【 タイム食句】01・21〜01・25
1・25 コロッケのがしやと置かるる雪催 : 野口る理 〜〜即かぶりつき天神さんへ 1・24 2cmの蕎麦が鼻から出たことを伝えたくなり伝えてしまう : 中島咲 〜〜あんかけのきつねとたぬ
【 タイム食句】 01・16〜01・20
1・20 立食いのまはりはうどん啜るおと蕎麦すするおと差異のさぶしさ : 小池光 〜〜ナポリタン昭和はるけしケチャップ味 1・19 めくり食ふ千枚漬とかなしみを : 眞鍋呉夫 〜〜サーモン
【 タイム食句】01・11〜01・15
1・15 おでん屋のあたりまで君居たやうな : 西村麒麟 〜〜記憶ございませんすいません 1・14 風光る朝のミスター・ドーナツの性器に触れてはためくシャツよ : 平岡直子 〜〜円相を半眼でみる
・初夢や落語一席語り終え : 弥華藍
食句塾 兼題 : 酒 ・ 仮 ・初夢や落語一席語り終え : 弥華藍 ・福寿草悩みつくづく坊主バー : 磯菜 ・平仮名を産んだ大和の鏡餅 : 大象 メンバーは、バンコクへ転勤したり、 ボストンへ語学留学を決めたり、
【 タイム食句】01・06〜01・10
1・10 冬の灯の三人のまどゐ肩よせて生きたしよ柚子の實の酸きかぎり : 塚本慶子 〜〜浴槽に柑橘うかべ黄に染まる 1・9 寒卵どの曲線もかへりくる : 加藤楸邨 〜〜もののあはれは繭の
【 タイム食句】01・01〜01・05
1・5 餅焼くや行方不明の夢ひとつ : 折笠美秋 〜〜富士噴火して鷹の羽焦げる 1・4 さっくりと鰤の血合いに刃を入れて不如意を知らぬ者などおらず : 柴田瞳 〜〜かぶらずしアテに酔おては