01/10 蛇とぶやはるかな葱の商人に : 安井浩司 ~~異界とこの世絡みあわせる
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
・妻がゐてさよなら言へりさう思ふ : 磯菜
・妻がゐて〇〇を言へりさう思ふ : 森澄雄 食句塾の虫食いゲーム。 本当の元の句をあてるkとおよりも、 おもしろい発想の訓練になります。 <寝言><こごと>もありました。 ケッサクは ・妻がゐてさよなら言へりさう思ふ :
【タイム食句】 01・01~01・05
01/05 ようやくに味覚戻れど年跨ぐストレスにまた舌先は荒る : 生沼義朗 ~~口内炎のどから熱き想い噴く 01/04 ごまめ噛むこめかみ奥歯父にあり
【タイム食句】 12・26~12・31
12/31 ゆく年やむざと剥ぎたる烏賊の皮 : 久保田万太郎 ~~年に一枚おれも脱ぎたし 12/30 のどか
『依田仁美の本』の戦いっぷり
『依田仁美の本』 タイトルが<本>です。 すでに『正十七角形な長城のわたくし』など 5冊?の歌集をだしている人物です。 歌集で短歌をだすだけでは、 おさまりきらん、というやつですね。 そのとおり、なかなか武闘派。 <現代
【タイム食句】 12・21~12・25
12/25 ペプシ!と音してあふれだす冬の星 : 福田若之 ~~カラカラ缶けりホームレスサンタ 12/24 をと
【タイム食句】 12・16~12・20
12/20 ゆうされば大根の葉にふる時雨いたくさびしく降りにけるかも : 斎藤茂吉 ~~いぶしたるいぶりがっこのいと美味し 12/19 寒鯉を雲のごとくに食はず飼ふ
相澤啓三 『光源なき灯台』
相澤啓三 『光源なき灯台』 高見順賞の詩集『マンゴー幻想』が2004年。 そのあとも詩集は多い。 歌集は2003年『風の仕事』以来ですから 9年ぶり。545首。 第一詩集が1961年ですから、 半世紀以上の創作持続力。お
【タイム食句】 12・11~12・15
12/15 牡蠣食うて男も白きのどを持つ : 原裕 ~~仏のすがたほほえむように 12/14 空
【タイム食句】 12・06~12・10
12/10 水を煮て今しばらくをそのままに煮えくりかえるものを俯瞰す : 内山晶太 ~~はらわたに憤怒の核の煮凝りぬ 12/09 謄本や青い揺れるひとり鍋